積水ハウスのイズロイエは、その洗練されたデザインで多くの人を魅了していますが、一方で購入して後悔しているという言葉を聞くこともあります。
住宅購入は一生に一度の大きな決断です。
そこで本記事では積水ハウスのイズロイエのメリットとデメリットを深堀りし、イズロイエは「寒い」「高すぎる」「展示建築物とギャップがある」etcといった懸念点にフォーカスしていきたいと思います。
また一般個人ブログから得られる実体験をもとに、後悔しないためのポイントを徹底解説!
【記事のポイント】
- イズロイエに関する断熱性能の問題点
- イズロイエの購入にあたりコスト面の懸念
- イズロイエについての実際のユーザー体験
- イズロイエの購入時に注意すべき見積もりと予算計画
この記事を読むことでイズロイエの住宅購入を検討している方々が、より総合的な情報に基づいた判断を下せるようになれれば幸いです。
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積水ハウス「イズロイエ」 後悔したポイント:実体験
出典:積水ハウス公式サイト
住宅を購入する際、多くの人が積水ハウスのイズロイエに注目します。
しかし実際に購入した人たちの中には、後悔しているケースも少なくありません。
なぜなら見た目の魅力とブランド力に引かれて選択するものの、実際の住み心地やコスト面で期待を裏切られることがあるからです。
この章では下記項目について重点的に説明していきます。
- 積水ハウスのイズロイエ住宅とは?
- イズロイエは寒い:断熱性能の問題点
- 値段が高すぎる:予算超過のリスク
- 積水ハウス建築にあたり後悔した点をまとめたブログ:実体験
- 資金計画の重要性:予算管理の注意点
- 住宅展示場の実体験:期待と現実のギャップ
積水ハウスのイズロイエ住宅とは?
出典:積水ハウス公式サイト
積水ハウスの『IS ROY+E(イズ・ロイエ)』は、高耐久外壁「ダインコンクリート」を採用した鉄骨住宅になります。
簡潔に言いますと下記のような特徴があります。
- 高耐久外壁「ダインコンクリート」:この外壁材は強度、耐久性、防耐火性を高めたプレキャストコンクリートで、重厚で上質な外観。
- 進化した構造システム:ユニバーサルフレームシステムを進化させ、部位ごとに最適な軸組を配置することで、建物の強度と設計自由度を高め、大開口や広い空間を実現。
- スローリビングの提案:内と外を繋ぐフルフラットサッシの連窓や深い軒により、自然との一体感や季節の移ろいを感じることができるリビングスペースがある。
- 安全・健康に配慮した設備:制震システム「SHEQAS」や空気環境配慮仕様「Airkis」を標準採用し、安全で健康的な住環境が得られる。
- 環境配慮:太陽電池、燃料電池、蓄電池を連動させた「グリーンファースト ハイブリッド」により、日常の快適さと非常時の自立が可能。
このようにイズロイエは高い耐久性、進化した構造、快適で環境に優しい生活空間を提供します。
イズロイエは寒い:断熱性能の問題点
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積水ハウスのイズロイエは、一部のユーザーから断熱性に関して懸念の声が挙がっています。
具体的には建物の気密測定で重要な指標であるC値が、建築途中は問題無かったものの、完成時に悪化する事例が報告されています。
動画見てないけど、イズロイエで気密施行や断熱仕様あげてもらっても中間C値1.2、完成時はもう少し良くなりますと言われ1になるかなと期待したら悪化して1.4で終わる隙間だらけハウス完成した身だから鉄骨積水ハウスはいかにUa上げてもどうせ寒いから信用しないぞ(ニッコリ https://t.co/H7UbcUwzbt
— とす (@tosu12345) January 22, 2023
C値が高いほど空気の漏れが多く断熱性能が低いことを意味しており、大手ハウスメーカーのC値についてまとめましたが、下記のようになってます。
この表から見ると積水ハウスのC値1.0~1.4はそんなに良くはないでしょう。
ハウスメーカー | C値(cm2/m2) |
一条工務店 | 0.59 |
スウェーデンハウス | 0.62 |
セキスイハイム | 2.0 |
桧家住宅 | 0.7 |
アイフルホーム | 0.61 |
特に寒冷地での住宅では、この問題はより深刻で、住宅の暖房効率が低下し、暖房費が増大する可能性があります。
また冬場の室内の快適性にも影響を及ぼし得るため、購入前には断熱性能について詳細な情報を確認し、必要に応じて追加の断熱措置や改善計画を検討することが重要です。
3段階の断熱グレードが設定されていますので選ぶことができます。
このような断熱性の問題は、長期的な居住の快適性に直接関わるため、特に寒い地域での住宅選びにおいては、慎重な検討が求められます。
値段が高すぎる:予算超過のリスク
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積水ハウスのイズロイエの購入に際しては、価格面での検討が重要です。
他のハウスメーカーと比較して、積水ハウスの価格は高い傾向にあります。
イズロイエの場合、土地と建物の合計で約7000万円から8000万円の見積もりが出されることがあります。
フルローンで購入する場合、月々の返済額が約20万円になることもあり、35年間の長期返済が必要です。
このような長期的な財務計画は、多くの家庭にとって負担となる可能性があります。
参考までに月々のローン返済額については「5〜7万円」が最も多いです。
さらに積水ハウスの見積もりには注意が必要です。
初期見積もりと実際の支払い額に大きな差が生じることが多いからです。
特にオプションの追加や外構工事などの隠れた追加費用が発生しやすいです。
たとえば外構費用には通常200万円から300万円程度かかり、太陽光パネルや蓄電池の設置でさらに200万円程度が追加されるケースもあります。
出典:積水ハウス公式サイト
これらの追加費用は予算超過のリスクをもたらし、購入者にとって予期せぬ財政的負担となり得るので慎重な検討が必要です。
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積水ハウス建築にあたり後悔した点をまとめたブログ:実体験
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積水ハウスでの家づくりを経験した多くの人々が、インターネット上のブログを通じて自身の体験を共有しています。
これらのブログには住宅購入のプロセス、施工の品質、コスト管理、そして住み心地など、多岐にわたる実体験が詳細に記されています。
特に積水ハウスに対する後悔の声は価格の高さ、見積もりと実際の費用の差異、断熱性能の問題、担当者とのコミュニケーションの課題など多様です。
これらのブログを参考にする際、個々の体験には主観的な見解が色濃く反映されていることを理解することが肝要です。
ブログの内容をそのまま受け取るのではなく、情報の真偽や全体的なバランスを総合的に考慮することが重要です。
また複数のブログを比較し、共通する点や異なる視点を把握することでより客観的な理解が可能になります。
X(ツイッター)での情報収集も欠かせませんね。
帰宅時は13度かな
ホント断熱強化(コスパのよいG2)しても積水ハウスイズロイエだと鉄骨+気密が低いのもあり失われる熱だらけで暖房つけっぱじゃないときつい
暖房オフでも熱が保てる高断熱高気密の家がうらやましい…
暖房つけたら暖かい、は最低限のおうちの性能だとおもうのでその上がほしいよね…— とす (@tosu12345) January 26, 2023
本日、一旦家自体は完成して引き渡し。
(外溝まわりはまだまだこれからで、4月中旬頃完成予定)最高!
最高や!!
満足度がやばい!!!もう素敵ポイントがありすぎてどう伝えていいかわかんない!w
ゆっくり堪能してって色々発信していこ〜♪#注文住宅#積水ハウス#イズロイエ
— t96o (@tt_t96o) January 30, 2021
資金計画の重要性:予算管理の注意点
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積水ハウスでイズロイエのような注文住宅を建てる際、資金計画は住宅プロジェクトの成功に不可欠です。
建設中に発生する可能性のある追加工事や、オプション選択時の追加費用、外構工事、インテリアコーディネートなど、様々な要因により予想外の出費が発生するリスクを考慮する必要があります。
また住宅ローンの返済計画は、長期的な財政計画の一環として非常に重要です。
固定金利や変動金利の選択、返済期間の設定、月々の返済額など、ローン条件を慎重に検討し、自分たちの収入や生活費、将来の計画に合わせて最適な計画を立てることが求められます。
変動金利と固定金利について少し話しておきます。
変動金利:
- 市場金利の動向に応じて6カ月ごとに金利が見直される。
- 返済額は返済方式により変化。元利均等返済では5年間返済額は変わらないが、元金均等返済では金利の見直しとともに返済額も変動する。
- 金利上昇時には未払利息が発生するリスクあり。
固定金利:
- 借入時の金利が変わらないため、返済計画が立てやすい。
- 全期間固定型と固定期間選択型がある。全期間固定型は完済まで金利が変わらず、固定期間選択型は一定期間固定後、変動か再固定を選択可能。
選択のポイント:
- 性格、返済期間、将来的な支出・収入見込み、金利動向への対応能力などに応じて選ぶ。
- ミックスローン(変動金利と固定金利を組み合わせたローン)も選択肢の一つ。
- 金利動向、繰上返済、借り換えなどを考慮して金利上昇リスクに備える。
予算計画を適切に行うことで金銭的なストレスを軽減し、安心して住宅生活を送ることができます。
住宅展示場の実体験:期待と現実のギャップ
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住宅展示場における積水ハウスのイズロイエは、見た目の美しさやデザインの優れた特徴を前面に押し出しています。
出典:積水ハウス公式サイト
しかし実際に住む家とモデルハウスとの間には、細部の仕様や実際の住み心地の面でギャップが存在することがあります。
展示場では最新の技術やトレンドに沿ったインテリアが展示される一方で、実際の住宅ではコストや個人の好みに合わせた変更が必要になる場合があります。
住宅展示場を訪れる際にはただ外観や内装を見るだけでなく、実際の生活シーンを想像しながら、収納スペースの配置、照明の配置や明るさ、キッチンやバスルームの機能性など、日常生活に密接に関わる部分に注目することが重要です。
出典:積水ハウス公式サイト
また展示されている家具のサイズや配置も実際の住空間とは異なることが多いため、自分たちの家具を置いた際のスペース感覚を考慮することも大切です。
積水ハウス「イズロイエ 」後悔しないように:購入前に知っておくべきこと
出典:積水ハウス公式サイト
積水ハウスのイズロイエを検討する際、後悔しないためには購入前に知っておくべきことがいくつかあります。
これらを理解し準備しておくことで、より良い家づくりが可能になります。
- オプション選択の罠:追加料金に要注意
- 外構計画の落とし穴:予算を圧迫するリスク
- 水回りの選択肢とその費用:キッチンとバスの真実
- インテリア選びのコツ:コストとデザインのバランス
- 解約時の違約金リスク:契約前の注意点
- 総合的な評価:イズロイエのメリットとデメリット
- タウンライフ家づくりでの見積もりは必須
オプション選択の罠:追加料金に要注意
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積水ハウスのイズロイエで太陽光パネルの設置やその他のオプションを選択する際には、追加料金に注意が必要です。
太陽光パネルの設置は環境に優しい住宅を実現する選択肢として魅力的ですが、4kwの太陽光パネル設置には約100万円、更に蓄電池の設置にも約100万円が必要になることがあります。
これらの追加費用はしばしば当初の見積もりに含まれておらず、予算計画時には十分な注意が必要です。
またイズロイエには様々なオプションが用意されていますが、これらの追加選択も追加料金が発生します。
例えば床暖房の設置には約50万円、耐震フレームの追加にも約50万円のコストがかかる可能性があります。
出典:積水ハウス公式サイト
これらのオプションによる追加料金は、最終的な住宅購入費用を大幅に増加させ、予算超過のリスクを高めることになります。
したがってオプションを選択する際には、追加コストを考慮し、総合的な予算計画を慎重に検討することが肝要です。
外構計画の落とし穴:予算を圧迫するリスク
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積水ハウスのイズロイエを建てる際、外構工事はしばしば予算の見積もりから漏れがちな要素です。
外構工事とは住宅の敷地内における庭造り、駐車場の設置、アプローチの整備など、住宅の外観や機能性を整えるための工事を指します。
これらの工事は住宅本体の建設費用に比べて見落とされやすく、後から予算を圧迫する要因になります。
例として庭のコンクリート工事や砂利の敷設には、税抜きで200~300万円程度が必要になる場合があります。
出典:積水ハウス公式サイト
この金額は一見すると住宅本体の建築費用に比べて小さく思えますが、予算計画に含めないと、最終的な財政計画に大きな影響を与えかねません。
また敷地によっては土地の傾斜を整えるための土留め工事や、排水設備の改良など、想定外の追加工事が必要になることがあります。
住宅建設の際には内装や設備だけでなく、外構工事にも目を向け、全体の予算計画に組み入れることが肝心です。
水回りの選択肢とその費用:キッチンとバスの真実
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水回りは家の中でも特に重要な部分です。
積水ハウスのイズロイエでは水回りに関しても様々な選択肢があり、それぞれに追加費用が発生することがあります。
例えばアイランドキッチンを選ぶ場合、150~200万円程度のコストがかかり、高級な食洗機を設置するとさらに50万円程度が追加されることも。
出典:積水ハウス公式サイト
お風呂や洗面所に関しても、豪華な仕様を選ぶとそれに応じたコストがかかります。
水回りの設備選択には、予算とのバランスを考慮しながら慎重に進めることが求められます。
こちらのタウンライフ家づくりなら予算に基づいて、しっかり間取りプランを考えてくれます。
インテリア選びのコツ:コストとデザインのバランス
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積水ハウスのイズロイエにおけるインテリア選びは、住宅の全体的な雰囲気と機能性を決定する上で非常に重要な要素です。
家具や装飾品の選択はもちろん、壁紙や床材、照明器具などの内装材もインテリアデザインに大きく影響します。
これらの選択肢には、標準仕様から高級なオプションまで幅広く用意されており、それぞれに異なるコストが伴います。
例えば間接照明はあれば超オシャレですが、なくてもイイものです。
出典:積水ハウス公式サイト
インテリア選びの際は、単に好みのスタイルや最新トレンドを追求するだけでなく、予算とのバランスを考慮することが重要です。
例えば高級な壁紙や特注の床材を選択すると、その分コストが増加します。
特にカスタムオプションは、見た目の魅力とは裏腹に費用が高騰する傾向にあります。
そのため予算内で最大限の満足を得られるよう、コストパフォーマンスを意識した選択をすることが望ましいです。
またインテリア選びでは長期的な視点も重要で、例えば流行に左右されないタイムレスなデザインを選ぶことで、長く愛用できるインテリアになります。
さらにメンテナンスのしやすさや耐久性も考慮することで、長期間にわたって快適に過ごすことができます。
積水ハウスのイズロイエでインテリアを選ぶ際には、デザインの美しさだけでなく、予算、機能性、将来的な価値など、多角的な視点から検討することがベストです。
解約時の違約金リスク:契約前の注意点
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積水ハウスでの住宅契約を途中で解約する場合、違約金が発生するリスクがあります。
例えば設計料や確認申請費用などを含めた違約金が、150万円前後になることもあります。
このため契約前にはプロジェクトの全体像をしっかりと理解し、将来の計画に基づいて慎重に契約を進めることが求められます。
総合的な評価:イズロイエのメリットとデメリット
My Home World
積水ハウスのイズロイエはデザインの美しさやブランド力で魅力的な選択肢ですが、価格の高さや追加費用のリスク、気密性能の問題など、いくつかのデメリットも存在します。
住宅購入は一生に一度の大きな決断であり、イズロイエを選ぶ際には、これらのメリットとデメリットを総合的に評価することが重要です。
メリットとしては高いデザイン性、確かなブランド力、幅広いオプション選択肢などが挙げられます。
やっぱり一番は積水ハウスのブランド力が魅力的で、「そこで家を建てた」と言うのが誇らしです。
My Home World
一方でデメリットとしては、高い購入コスト、追加料金のリスク、断熱性能や気密性の問題、解約時の違約金リスクなどがあります。
購入を検討する際にはこれらの要素を総合的に考慮し、自分たちの生活スタイルや将来の計画に合わせて最適な選択を行うことが肝要です。
また他社との比較検討も忘れずに行い、自分たちにとって最良の住宅を見つけるために、十分な情報収集と慎重な判断を心がけましょう。
家を建てるならタウンライフ家づくりで見積もりは必須
出典:タウンライフ家づくり
タウンライフ家づくりを利用して見積もりを取ることには、いくつかの明確なメリットがあります。
最大の利点は複数のハウスメーカーや工務店から一度に見積もりを取れる点です。
これにより時間と労力を大幅に節約できるだけでなく、比較検討が容易になります。
さらにタウンライフ家づくりは、ユーザーの希望に基づいた最適なハウスメーカーや工務店を提案してくれるため、知らなかった選択肢を見つけられる可能性があります。
地元密着型の工務店から大手ハウスメーカーまで幅広くカバーしているため、自分の理想にピッタリ合う業者を見つけ出せるでしょう。
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積水ハウス「イズロイエ 」後悔したポイントについて総括
出典:積水ハウス公式サイト
それでは最後に記事のポイントをまとめていきましょう。
- イズロイエは断熱性に劣り、対策に追加費用がかかる恐れがある
- 予想外の追加費用により積水ハウスは高くつくことが多い
- 実際の住宅と展示場のモデルハウスでは仕様に差がある
- 外構工事費用は予算計画にしばしば含まれず、予想外の出費となるリスクがある
- インテリア選びではコストとデザインのバランスが重要
- ローンの返済計画は長期的な財政計画の一環として非常に重要
- 太陽光パネルや蓄電池の設置には高額な追加費用が発生することがある
- イズロイエ購入者のブログやツイッターは貴重な情報源
- 資金計画において予算の余裕を持って計画を立てることが大切
- 外構計画の予算を見積もりにしっかり組み入れ、予算内に収まるようにする
以上になります。最後までご覧くださりありがとうございました<(_ _)>
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